古典B(2年生)

「我 何の面目ありて之に見えん」
司馬遷「史記」の名場面の一つ、項羽の最後の学習風景です。
板書に代わり、タブレット端末に取り込んだテキストを投影しながら授業を進めています。

項王笑ひて曰はく、
「天の我を亡ぼすに、我何ぞ渡ることを為さん。
且つ籍江東の子弟八千人と、江を渡りて西す。
今一人の還るもの無し。
縦ひ江東の父兄憐れみて我を王とすとも、
我何の面目ありて之に見えん。
縦ひ彼言はずとも、籍独り心に愧ぢざらんや。」と。

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