【総探】総合的な探究の時間 講演会

【総探】総合的な探究の時間 講演会

 

4月19日(金)5・6限に、中村怜詞氏(島根大学准教授)による総合的な探究の時間の講演会が行われました。

 

<5時間目>

 全学年を対象に行われた本時は、探究とはどのようなものかについての説明がありました。探究とは、「?」を「!」に変えていく営みであり、身近な問題を発見し、課題を解決していくものです。

 単なる調べ学習にならないためにはどうするのか、中村氏から示される視点をもとに生徒自身も体験的に学ぶことができました。

<6時間目>

 1学年、2学年を対象に「探究のサイクルをどう回していくか?」についての講演でした。実際に高校生が探究した事例について、課題設定とはどのようなものか、解決策を考えるにはどのようなステップを踏めばよいのか、いくつかの視点が提示されました。これを踏まえて、生徒も実際に「秩父の観光」について課題を発見し、解決策を考えました。

 長時間におよぶ講演会でしたが、メモを取るなどして集中して聞くことができていました。また、アクティビティの時間には絶えず対話が行われ、秩高生らしさが垣間見えました。

 

 秩父高校は県立高校学際的な学び推進事業「学・SAITAMAプロジェクトの指定校に選ばれています。

 今年度は「つなごう!ちちこう!」をテーマに、昨年度のテーマを引き継ぎ、発展させていくことを目標にしています。

 1年生:QUEST…地域の方の協力のもと地域を題材に探究活動の基本を学ぶ

 2年生:FEST…関心を持った課題について、地域の方々へのフィールドワークを行い、探究に取り組む

 3年生:FLIGHT…自分自身の興味関心を深め、自身のキャリアを見つめる探究をする

 生徒のみなさん、探究に打ち込むことができる良い環境に身をおいていることを自覚し、ぜひ、積極的に取り組んでいってください!

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