生物基礎の授業で「腎臓の観察」を行いました。
2学期で学んだ「体内環境の維持」の範囲に関係する大事な実験です。
腎臓を触る経験はあまりない(はず)!
そもそも解剖実験をする事が初めてな生徒がほとんどです。
実際に見る・触る・嗅ぐ経験をすることで深い理解に繋がります。
きれいに解剖して、スケッチや観察を終える事ができました。
※腎臓部分は苦手な方のためぼんやりさせておきました!
△解剖用のはさみやメスにちょっとドキドキしている様子がうかがえます。
△腎臓に繋がる血管に墨汁を入れて、糸球体の毛細血管の様子を観察しています。
△リニューアルされてまだピカピカな実験室・・・気分は外科医?
腎臓がどこにあるかご存じでしょうか?
みなさんの背中側腰のあたりに、だいたい握りこぶし大の腎臓が2つあります。
腎臓は非常に大事な器官で、ざっくり説明すると以下の働きがあります。
①体液のイオン濃度(塩類濃度)の調節
②老廃物の濃縮と排出(尿)
さまざまな器官が適切に働く事で、我々の『体内環境の維持=恒常性が保たれている』んです。