期末考査明けの時間を利用して、1年生の国語と英語の授業を活用してディベートの授業を行いました。
国語も英語も共通して「ことば」を扱う授業です。
ディベートでの使用言語は日本語ですが、日本語で考えることができません。日本語で説明することができないことは、もちろん英語で説明することができません。まずは日本語で自分の意見を論理的に説明できるよう、今回は国語の先生と英語の先生が協力して教材を作成し、授業を行うことにしました。
今回の授業では、「救急車を有料化する」という議題について、賛成側と反対側に分かれて議論を交わしました。
ディベートでは、議題について、双方がいくつかの手順を踏んで、議論を交わします。
・立論スピーチ・・・双方がメリット・デメリットを挙げて、相手に説明します。
・反論スピーチ・・・相手のメリット・デメリットについて、反論します。
・結論スピーチ・・・相手の反論について補足説明をするとともに、論点を整理し、自身の側の優位点を強調します。
スピーチは2分間で行いますが、2分間、人前で自分の考えを話すだけでもかなりの負荷がかかります。
最後には新聞やニュースなどを見て、知識を深めます。
複数回ディベートを行うことで、論理的に考え、説明する力を深めていきます。