ABOUT 秩高について

伝統と革新—地域の期待に応える活力ある進学校

中学生の皆さん、こんにちは。本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

秩父高校は、今年で創立１１６年目を迎える県下有数の伝統を誇る、秩父地域唯一の普通科進学校です。創立以来、地域から愛され優れた人材の育成を使命として、卒業生は２万９千名に届こうとしており、政治、経済、医療、教育などの各分野で活躍されています。

近年では、少子化や進路選択の多様化の中で、より一層の特色化を図るため、「礼節と主体性を備え、地域の期待に応える活力ある進学校」を目指した充実した教育プログラムの整備を進め、精力的な教育活動を展開しています。

その成果として、令和５年３月の卒業生は、埼玉大学などの国公立大学への進学者１６名を含む大学にのべ約２００名以上の現役合格者を出したほか、短期大学、看護系をはじめとする専門学校への進学、さらには秩父市役所などの地方公務員や地元企業への就職と、それぞれの進路実現を果たして新たな活躍の場を求めて巣立っていきました。

令和４年度入学生から新学習指導要領による教育課程が始まり、コースを「特別進学クラス」と「総合進学クラス」にしました。生徒それぞれの進路希望に応じたきめ細やかな講座展開や、スタディサプリをはじめとした学習プログラムを実施することで、生徒の学びへの要求と夢の実現を支援する体制を整えています。校内ＩＣＴ環境の整備と一人一台端末の導入によって、学びの質が大きく向上しています。

本校は、新しい時代に求められる学力、「思考・判断力・表現力」や「学びに向かう力・人間性」などを育成することを目的として、令和５年度、県の「県立高校学際的な学び推進事業」の指定を受け、地域（ローカル）の課題から世界（グローバル）へ目を向けられるグローカルな人材育成を図るプログラムを実施しています。

また、本校では学校行事が盛んで、体育祭やいちょう祭（文化祭）などは生徒の主体性や創造性が育まれる場となっています。部活動では弓道部、陸上競技部、放送部など全国大会出場の実績を誇る部活動をはじめ、多くの部活動が県大会出場を果たしています。そのほか、夏季休業中に行われるオーストラリアの姉妹校「ロビーナ高校」への語学研修は、国際的な視野を養う教育プログラムとして、本校の伝統になっています。

人生１００年時代といわれるようになりました。その長い人生を生きていくための基礎を築くため、伝統を重んじながら革新を続ける秩父高校でさまざまなことに挑戦してみませんか。

令和5年5月