つなごう!ちちこう!
秩父高校では「つなごう!ちちこう!」をスローガンに、地域をフィールドとした探究活動を行っています。
3学年では、教員の専門性を活かした「秩高ゼミ」が開講され、高校生活の締めくくりとなる一年の探究に取り組んでいます。
FOLKLORE SEMINAR
フォークロア(民俗学)ゼミ
フォークロア(民俗学)ゼミでは、ゼミ生一人ひとりの興味関心を出発点として、 秩父地域の民俗調査と、 学校における「俗」の探究を行っています。
FIELDWORK 2026
札所班が「午歳総開帳」の参拝者調査を実施
このたび、 秩父札所連合会 様のご協力を得て、8月20日(木)、21日(金)の2日間、「札所班」が 秩父札所10番 萬松山大慈寺 において、 「秩父札所午歳総開帳における参拝者の属性に関する調査」 を実施しました。
PAST × PRESENT
調査のきっかけは、かつて秩父高校に存在した社会部の部誌 『秩父盆地』31号(1965年)に掲載された調査報告 「秩父市の札所巡り」を目にしたことでした。
半世紀以上前の秩高生が行った調査を、
現代の秩高生が追調査する。
2026(令和8)年は、12年に一度の午歳総開帳の年にあたり、秩父路には多くの巡礼者が訪れています。
今回は、「午歳総開帳に札所を訪れるのは、どのような人なのか」を明らかにすることを目指しました。
THREE YEARS OF INQUIRY
77期生と秩父札所 ― 3年間の探究
77期生は、総合的な探究の時間を通して、秩父札所をテーマとするさまざまな探究に取り組んできました。
1年次 「QUEST」
秩父札所連合会様にご協力いただき、札所の認知度を高めることを目指して 「札所へGO!」を企画・開催しました。 当日の活動は、多くのメディアにも取り上げていただきました。
2年次 「FEST」
伝統文化班の絵馬班が、秩父札所17番定林寺において奉納絵馬調査を実施しました。
埼玉新聞(2026年4月5日、第4面)には担当教員による文章が、 『埼玉県立川の博物館紀要』26号には調査成果をまとめた論文が掲載されたほか、 東京新聞の取材も受けました。
3年次 「秩高ゼミ」
集大成となる今年度も、秩父札所を探究テーマに選び、調査を進めているゼミ生が複数グループいます。
FIELD REPORT
現地調査の様子
ここからは、実際の調査の様子をお届けします。

調査は、納経所が開いている8時から17時にかけて行いました。
参拝者のなかには秩父高校の卒業生の方もおられ、生徒たちに温かく声をかけてくださいました。

調査に際しては、多くの参拝者の皆様にアンケートへのご協力をいただきました。
ここに記して、心より感謝申し上げます。
NEXT STEP
調査から「ゼミ論」へ
今後は、今回得られたアンケートを分析し、調査成果をまとめていきます。
2026年12月刊行予定
秩高フォークロアゼミ論集『図南の翼』
本調査の成果を掲載予定です。
(文責:あざみ)